代々木ゼミの衰退を求人活動からみる

代々木ゼミが縮小とニュースになっています。
大学の増設と少子化による時代の流れを読み違えと
ニュースになっています。
求人活動から、報じられていないもう一つの
原因が見えました。
高校生の求人活動の中で、各高校のホームページを
チェックすると職業高校でも２／３が大学進学と
ありますが、それが違っていたのです。
高校の進路指導の先生にお聞きすると、
リーマン・ショック後から、進学希望者は
家庭の事情から逆転して、１／３が現状なのだと
説明されました。
それでも、営業職や総合職の求人に学生が集まらない
のは、確かに少子化ともいえます。
これから大学の大学生は家庭が多少とも裕福だと
云えますから、アルバイトせずともよいので
都市圏のFC展開している職種は厳しい時代になると
思います。
これからは、正社員による店舗展開を重視する時代
を迎えると思われます。
派遣事業は、法律が変り、激変しています。
大手派遣会社でも派遣社員の正規雇用制度のため、
雇用機会の待機者を確保出来ずにいるようです。
ブラック企業の番組や記事をメディアが
こぞって取り上げていますが、時代が激変する瞬間の
出来ごとであることを認識した取り上げ方に
すべきべきだと思います。
これらの反動は歴史上、必ず中小零細の真面目に企業活動
しているところに大きくなって返ってくるからです。
日本的経営こそ理想の雇用形態であると、欧米の経済学者
が論じ始めていることも一理あるのではないでしょうか。